【Salesforce】個人取引先の有効化。ヘルプで分かりづらかったところをメモ。
個人取引先が有効になった組織で開発したコトはありましたが、自分で有効化したことはありませんでした。いざ有効化しようとしたら色々と想定していた感じと違かったのでメモ。
なおヘルプの内容とか有効化の手順が変わるかもしれないので2019/6/20時点のメモと補足しておきます。
まず一番想定と違かったのは、Salesforceのサポートに対応をしてもらう必要があるということです。すなわちサポートの対応が完了するまで待ち時間が発生します。
有効化が必要ということが分かっているなら早めにやったほうが良いです。私の場合は即日対応してもらえましたが、その日のうちにやってもらえる保証はないですからね。
以降、分かりづらかったところを1つずつ。
取引先のレコードタイプに何を作ればよいか
個人取引先を有効化する条件の1つに下記がありますが
取引先オブジェクトに少なくとも 1 つのレコードタイプがある。 |
レコードタイプに何をつくればよいか悩む・・・
なぜこの作業が必要なのかという説明がないのでつくる理由が分からない。適当なモノはつくりたくないし・・・
と悩んでいる状況であれば、とりあえず「法人」というような名前のレコードタイプを作っておけばよいです。
取引先も個人取引先もレコードタイプ違いの同じAccountオブジェクト。有効化すると個人取引先はPersonalAccountという名前で勝手にレコードタイプが作られるので、取引先の方にも予めレコードタイプを作っておいてね、というだけの話なのです。
どこから問合せすればよいか
有効化の前提条件を満たせた後の手順は、下記を参考に行っていました。
「個人取引先」有効化依頼方法
そこにサポートへの問合せ手順がこんな感じで書かれています。
■お問い合わせ記載内容 以下の手順にて、[お問い合わせ]を作成し、[記載内容]欄を[説明]に記載ください。 1. [ヘルプ&トレーニング] をクリックします 2. 画面右上の[お問い合わせ] をクリックします 3. [お問い合わせフォーム] クリックします 4. [新規お問い合わせ] 欄にて内容を記載し、[実行] ボタンをクリックします |
まずにして1.[ヘルプ&トレーニング]がどこにあるのかが分からない・・
実はこれ、classicのレイアウトを想定して書かれています。経験値の高い人だったらピンとくるのかもしれないですが、Lightningから参入した初心者には分かりづらい・・・
ちなみにLightningであれば画面右上の?アイコンから「サポートを利用」をクリックです。

なおサポート画面のレイアウトもナレッジが書かれた当時と変わっています。
組織IDの確認方法
問合せフォームの中で聞かれる、組織IDの確認方法。
設定→組織情報→組織ID

問合せはどこまで書けばよいか
問合せフォームは必須項目が多いですが、個人取引先の有効化を依頼していることや組織IDが伝えられれば細かいところは適当で良いと思われます。再現手順とか、影響範囲とか。
依頼前にやっておくことはチェックしておいた方がスムーズかと思います。
「個人取引先」有効化依頼方法